こんにちは!コアしゃんです。
今日は、この前新たに得た経験について書こうと思います。
子育てしてると子供とのかかわりを通して、日々たくさんのことを学びます。
そのうちの一つです。
先日、息子と一緒にいつも行く公園に行きました。
そうすると、幼稚園で前に同じクラスだった友達Dくんがいて、一緒に遊びました。
息子は知ってる子がいてとても喜んでいました。
その子にはお兄ちゃんと弟がいて、一番下の子はまだ2歳ぐらいなので、お母さんがずっと抱っこしていました。
息子はサッカーをやっていますが、その友達の一番上のお兄ちゃん(Sくん)もサッカーをやっているので、一緒にサッカーをして遊んでいました。
Dくんは、生まれつき片側の手足がうまく動かないところがあると前に聞きました。元々の性格なのか、うまく動かないためなのか、あまり一緒にボールで遊ぶでもなく一人で遊んだり、時々思い出したようにボールを蹴りに来たりしていました。
私もDくんと一緒に遊ぶ息子を見るのは初めてなので、どういう風に遊ぶのかはよくわかりませんでした。
でも、私は基本的に子供たちが遊んでいるところにはあまり口を出さないようにしているので、たまにボール遊びにまざりながら見守っていました。
すると、息子がなんとなくDくんにボールを渡していないような気がしてきました。
というのも、Dくんのお兄ちゃんが遊びなのかふざけて、Dくんにはボールを出さないぞと言い出しました。
後で思えば、おそらく息子はそれを聞いて、そういう遊びなんだと、お兄ちゃんがそう言うならそういうルールなんだと思ったんだと思います。
なので、息子もDくんにボールをパスするでもなく、Dくんにボールが行きそうになったら息子が取りに行ったり、渡さないようにしたりしていました。
私はそれを見ていて少し嫌な気分でした。なんだか息子が意地悪してるように見えたんです。
なので、息子に、「Dくんにパスだよ」とか言ってみたりしましたが、またすぐに戻ってしまいます。
そろそろ帰る時間になって、Sくんがどこからかとても大きな石を持ってきて、池に投げると言い出しました。
すると息子も一緒になって、どこからか大きな石を持ってきて投げようとしたので、私はダメだよと言いました。
すると、Sくんは貸してと言って息子の持っていた石を取って、ドボンと池に投げました。
Sくんのママは、おっきな石は危ないからやめなと言いましたが、言うことを聞かずまたやろうとしていました。
息子が私の顔をちらっと見たので、私は黙って首を振り、やめときなと言いました。
その後、私は帰る途中で、息子に話をしようかどうしようかとても迷っていました。
話すとしたら、息子が意地悪をしたと決めつけてしまうことになる。
息子にもしそんな気がなかったら、疑われたことに傷ついてしまうのではないか?
というのも、私はたまに息子の行動を勘違いしてしまうことがあるので、息子の行動が果たして本当に意地悪だったのか、意地悪な気持ちでやった事なのかというのがわからなかったのです。
でも言ってみて違うなら、息子も違うと言うだろうと思い、思い切って言い出しました。
息子は、全く何も悪気もなく、いつも通り無邪気にお話ししてくれました。
私は、「さっき、Dくんにボールを渡さないようにしていなかった?」と息子に聞きました。
すると息子は、「…うん…」と小さな声で言いました。
私はやっぱりそうだったのかな、と思いながら、「それっていいことなの?」と聞きました。
「悪いこと」と息子は言いました。
「あなただったらどう思う?一緒に遊んでて、あなたがボールを取りに行ったのに横から取られちゃったり、全然ボールをパスしてくれなかったらどう思う?」と聞きました。
すると息子は「嫌な気持ちになる」と言いました。
「そうだよね。悲しいし、嫌だよね。」と言うと「うん」と言いました。
「自分がされて嫌なことは人にもしないんだよ」と私は言いました。
帰ってから主人にその話をしてました。
その日あったことと、私が息子に話したことを言いました。
すると主人は、「そんなに難しく考えてないんじゃないかな」と言いました。
それで、私がお風呂に入っている間に主人が息子と話をすると言いました。
主人の話だと、息子はよくわからなかったと言っていたそうです。
要約すると、Sくんが「Dくんに渡さないようにするぞ」と言い出したので、やらなきゃいけないのかなと思ったそうです。
なんとなく息子も本当はダメなんじゃないのかな、と思いながらやっていたので、私の言ったことにも違うと言えなかったようです。後から思えばですが、そう言われればつじつまが合いました。
息子はまだ6歳。だいぶお話が上手になったものの、うまく言えることもたくさんあるけれど、うまく言えないこともたくさんあります。
本人も何が分かっていて何が分かっていないのか、多分言葉ではうまく説明できないんだと思います。
今思えば、(あーやっぱり私の勘違いだった。もっとよく考えてから聞けば良かったな)と思いました。
今日の教訓
- 息子の顔をよく見て息子が悪い顔をしていなくて、無邪気な顔をしていたら、それは息子が悪いと思っていない証拠。
- 別の角度はないか、別の見方がないか、もう一度自分の中で再確認してみよう。
- 主人にも相談してみよう。 なぜなら男からの別の視点があるからです。
今思えば、私はそのお友達のことを知っているので、ちょっと”かわいそう”だという目で見てしまっていたのかもしれません。
それにしても、息子にはゆくゆくは、そういう誤解を与えないような態度で接するように伝えていこうと思います。
逆に考えれば、もし、何も問題がない元気なお友達と同じようなことがあっても、私はただの遊びだなで終わったと思います。
でも今回はお友達がちょっと手足が不自由なことを知っていたので、過剰に反応してしまったのかもしれません。
今回は私の恥ずかしいお話でしたが、皆さんの子育ての何かの参考になれば嬉しいです。