突然届いた「よかったら来てください」
昨日の夕方、学校から突然届いた連絡。
「明日の家庭科の実習でお茶を入れるので、保護者の方もよかったら来てください」
もう少し早く言ってよ〜!と思いつつ(笑)、たまたま明日はお休み。
入れていたジムの予約を変更して行ってきた。
そしたら、思ってたよりずっとずっと楽しかった。
子どもたちが入れてくれたお茶
家庭科室の前の廊下には、ボランティアの方が机と椅子を並べて、テーブルクロスまでかけてくれていて、ちょっとしたお茶会みたいな雰囲気。
子どもたちが、お盆に乗せた煎茶を緊張した顔で運んできてくれる。
「私たちが入れたお茶です。どうぞ召し上がってください」
うちの息子ではなく別の子が入れてくれたんだけど、それがまた可愛くて。
三角巾とエプロン姿で、恥ずかしそうにお茶を置いていく姿に、みんな自然と笑顔になってた。
しかも、お茶がちゃんと美味しい。
2杯目はまた違う味で、それも美味しくて。
その時ふと思った。
「人が入れてくれたお茶を飲む」って、ものすごく久しぶりだなって。
「人が入れてくれたお茶」を飲む時間
お店のお茶じゃなくて、誰かが自分のために入れてくれたお茶。
隣のママさんも、
「お店のお茶は気持ちまでは入ってないもんね」
って笑っていて。
なんだかその言葉がすごくよかった。
その後、いつもゲームで息子と遊んでくれている子のパパとも話したり、ゲーム時間の話をしたり、習い事の話をしたり。
みんな優しくて、ほんわかした空気だった。
そして家庭科の先生から、
「調理実習や裁縫の時もボランティア募集してるんです」
と聞いて。
ちょうど家庭科のある曜日は、私も仕事お休みの日だから、行ってみようかなと思った。
昔は嫌だった服飾学校
実は私、昔服飾の専門学校に通っていた。
父がパターンの会社をやっていて、半分無理やり行かされた感じだった。
毎日宿題だらけで、夜中まで縫い物して、泣きながらやってた。
でも、その経験って今になって地味に色んなところで役に立ってる。
幼稚園の運動会の衣装作りを頼まれた時も、型紙なしで似た形を作ったり、ファスナーをつけたりできた。
ファスナーが最後まで綺麗に閉まった時、
「おおー!」
って周りが拍手してくれて、すごく嬉しかったのを覚えてる。
あの頃は辛かった。
なんでこんなことやらされるんだろうって思ってた。
でも、後になって初めてわかることってあるんだよね。
あの頃の経験は、ちゃんと残ってる
仕事もそう。
最初は全然できなくて、毎日泣きそうで、辞めたいと思いながら続けてきた。
でも、15年続けた今は、難しいことも「言われればわかる」くらいにはなった。
辛かった経験って、ちゃんと自分の中に残るんだなって思う。
だから息子にも、今すぐ意味がわからなくても、積み重ねたことはいつか力になるって、少しずつ伝えていけたらいいな。
そんなことを思った、思っていた以上にあたたかいお茶会の日でした。