子育て

息子がいじわる?

こんにちは!コアしゃんです。

最近は急に冷え込んできましたが、夏と違って外にいても過ごしやすいですね。

6歳の息子は最近毎日のように公園に行きたいと言うので、できる時はできるだけ連れて行ってあげています。

知っているお友達がいればいいのですが、誰もいないこともあって、そういう時はブラブラして帰ってきます。

先日公園に行ったらこんなことがありました。

知っているAくんいたので息子は大喜び。

公園でAくんと会うのは初めてで、一緒に遊ぶのを見るのも初めてでした。

Aくんにはお兄ちゃんと弟がいます。息子とAくんは年少さんで同じクラスになったことがあり、それ以来会えば挨拶をするような仲です。

Aくんはママのお腹にいたころに脳性麻痺になり、片方の手足が少し力が入りにくかったり、動かしにくいようです。

6歳の息子はとても活発で、公園をずっと走り回るような年ごろ。一方Aくんは、手足のせいなのか、もともとの性格なのか、それほど走り回ることがなく、見ていると息子とは遊び方が少し違うようでした。

息子はサッカーをしていて、お兄ちゃんがボールを持っていたので、お兄ちゃんとサッカーで遊び始めました。

Aくんのお兄ちゃんは小学1年生。お兄ちゃんもサッカーをしていたのでさすが息子よりも力強いキックをしていました。

Aくんは一人で遊んだり、時々サッカーに入ろうとしたりしていたけど、そのうちお兄ちゃんが「Aくんには渡さないぞ!」と言ってAくんの前にボールを取ったりしだしました。思えばこのあたりから息子は勘違いをしていたのかもしれません。

息子とお兄ちゃんでボールの蹴りあいを続けているのを見ているうちに、息子の行動が変だなと感じるようになりました。Aくんの方にボールが行ってAくんがボールを取りに行こうとしていても、息子がそれを追い越して取り上げるようにボールを持って行ったり、Aくんに渡さないようにしているようでした。

「Aくんにもパスだよ」と言うとするのですが、一回きりでイマイチ意図は伝わっていない様子。

Aくんとお兄ちゃんの関係はわかりませんが、Aくんのお兄ちゃんも全然パスしないし、私はだんだん嫌な気分になってきました。

ボールをやめた後、お兄ちゃんがどこからか大きな石をもってきて池の方へ投げようとしてました。その時も息子はお兄ちゃんの後について自分も大きな石を探しだしました。いつもはそんな事しないけど、お兄ちゃんや他の子がいると、その場の雰囲気に流されてダメと言われることもしてしまうことがあります。

息子に「ダメだよ、危ないからやめな!」と言うと素直にやめてくれて、それは良かった。

お兄ちゃんはお母さんが言っても、結局やめず池に石を投げてものすごい水しぶきが上がっていました。その池はカモとか亀がいるので、お母さんがカモさんにあたったら死んじゃうよ、と注意していました。

Aくん達が帰った後、私は息子に自分の気持ちを言おうか言わないか悩んでいました。

本当に私の思っている通り意地悪な気持ちでしたのか?

今回は私が見ていたから発覚したことだけど、見ていない時にやっていることは止められない。

私は基本子供たちの中で起きたことは子供たちで解決するのがいいと思っていて、子供達の会話には入っていかないようにしています。

なので今回のことも私が何か言うべきなのか迷っていました。

息子と歩きながらしばらく悩んでいたけど、起こったことを思い出して判断して、言ってみることにしました。違うなら違うと言うので、きっと会話の中でわかるだろうと思ったのです。

私「ねえ、さっきAくんにパスしなかったり、Aくんが取りに行こうとしたボールを横取りしようとしたりしてたよね・・・?」

息子「うん・・・」

私「それっていいことなの?」

息子「・・・悪いこと」

私「自分がされたらどうなの?一緒に遊んでるのに誰もパスしてくれなかったり、ボールを取られちゃったりしたらどう思うの?」

息子「悲しい・・・」

私「自分がされて嫌なことはしないんだよ。そんなんじゃ煉獄さんみたいにはなれないよ。ママは、あなたには強く優しい子になってもらいたいな」

息子「うん」

帰ってから主人にその話をしました。

その日あったことと、私が息子に話したことを言いました。

すると主人は、「そんなに難しく考えてないんじゃないかな」と言いました。

それで主人が息子と話をすると言いました。

私がお風呂に入っている間に話をしたようです。後で話を聞くと、息子はよくわからなかったそうです。

というのは、お兄ちゃんがなんだかそう言い出したので、やらなきゃいけないのかなと思ったそうです。

なんとなく息子も本当はダメなんじゃないのかなと思いながらやっていたので、後から思えばですが、私の言ったことにも同意して違うと言えなかったようです。

それは後から思えばそう思えることです。

息子はまだ6歳で、言葉も拙くうまく言えることもたくさんあるけれど、うまく言えないことも同じようにたくさんあります。

本人も何が分かっていて、何が分かっていないのか、多分言葉ではうまく説明できないんだと思います。

あーやっぱり私の勘違いだった、もっとよく考えてから聞けば良かったなと思いました。

今日の教訓:息子の顔をよく見て、悪い顔をしていなかったら、無邪気な顔をしていたら、それは息子が悪いと思っていない証拠。別の角度はないか別の見方がないかもう一度自分の中で再確認してみよう。

もしくは旦那にも相談してみよう。 なぜなら男からの視点があるからです。

今思えば、私はAくんのことを知っているので、ちょっとかわいそうだという目で見てしまっていたのかもしれません。

可哀想と思ったことはないのですが、その子はとても無邪気で明るい子なので、やっぱり息子にはそういう誤解を与えないような態度で接するように、伝えていこうと思います。

逆に考えれば、何も問題がない元気なお友達だったら、もし同じようなことがあっても、私はただの遊びだなで終わったと思います。

でも今回はそのお友達がちょっと手足が不自由なことを知っていたので、過剰に反応してしまったのかもしれません。

 

皆さんの子育ての何かの参考になれば嬉しいです。今回は私の恥ずかしいお話でした!

 

 

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